七飯町・北斗市近郊の就労支援、相談支援、グループホーム、地域活動支援を行う「道南福祉ねっと」

　2000年4月に「共働作業所ToMoハウス」が開所して、今年で20年となりました。
この間に、通所の事業のみならず、居住系の事業の運営にも携わることとなり、利用者が約300名、職員が100名の規模となりました。
　地域の中のニーズを捉えながら、その地域とはどのようなエリア、枠組みを指すのか、ふと考えるときがあります。七飯町内なのか、道南なのか、北海道なのか、日本なのか、はたまた世界なのか。あるいは個人なのか社会なのか。
　いずれにしても、人は一人では生きられない、とは語りつくされた言葉ですが、自分以外の誰かとつながってこその人間であると思います。つながり方には、仲良しなつながり方もあれば、嫌だなあというつながり方もあると思います。上手にできる人もいれば、苦手な人もいて、毎日毎日いろいろなことがあって、考えて、学んで、休んで、楽しんで、苦しんでの繰り返しが日常です。
　そうした様々なる日常の積み重ねの中で、地域の方々やご家族、各関係機関の方々のご支援・ご協力のお陰をもちまして、この20年を迎えることができました。ありがとうございます。皆様からのご意見をいただき、私たちの存在とは何かを自問自答し、進んでいければと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
社会福祉法人道南福祉ねっと
理事長　西本　愛