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社会福祉法人道南福祉ねっとは、議員、精神科医師、歯科医師、教諭、地域ボランディア等のインクルーシブな議論に基づく障害当事者の地域生活保障運動から生まれた、全国的にもユニークな法人の一つです。
1997年から準備を進め、2000年の無認可作業所「共動作業所ToMoハウス」の開設を経て、「(社福)七飯地域福祉ねっと」を設立。その後、就労支援事業、共同生活援助、共同生活介護、短期入所、相談支援等の事業所を開設するとともに、法人名も「(社福)七飯地域福祉ねっと」へ変更し、現在新たに生活介護事業所、就労移行支援事業所を開所して、北斗市、七飯町、森町の1市2町で、共生・共学、ソーシャル・インクルージョンを理念に、高度地域福祉社会の実現と充実を期して、障害当事者支援を行っています。
また、発達障害者、てんかん患者、難病患者、累犯触法障害当事者を含め、地域生活を営む中で様々な困難に遭遇している方々と共に、現行施設の在り方を変える活動をとおして、共に支え合い、共に生きていく道を探りつつ、地域住民の方々の強力な支援のもと、日々実践を重ねています。
私たちは重度の障害当事者や累犯触法障害当事者を含め、地域生活上困難を抱えている全ての方々と共に、隔離収容の施設の在り方を変える活動をとおして、共に支え合い、共に生きていく道をさぐりつつ日々実践を重ねています。
また全施設を地域に構え、地域生活のありようを、利用者や地域住民の方々と共に考え、折り合いをつけて生きていく方策を見出すことのできるよう、あらゆる地域活動にも率先して参加するよう努めていきたいと考えています。
社会福祉法人 道南福祉ねっと従来から指摘されてきた施設の閉鎖性をしっかりと受け止め、地域の方々と協力し合いながらインクルーシブな場作りを目指すと共に、互いの存在を認め合い、助け合い、障害当事者の社会的経済的自立に必要なあらゆる支援を行うことを基本的な運営方針として、その達成と高度地域福祉社会の実現に向け関係者一丸となって努力すること、それがわたし達の仕事だと確信しています。
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